レインドロップオイルの特性
レインドロップに用いられる各オイルの特性は次のとおりです。
シングル・エッセンシャル・オイル
1. オレガノ
オレガノは、以下の作用があることが認められて来ています。
呼吸器系に対して、咳、喘息、のどの痛み等の風邪の症状を緩和する。
消化器系に対して、消化を促進する作用。
筋肉痛、痛風の緩和作用。
切り傷や皮膚の湿疹、にきび等に対する治癒作用。
更には、睡眠誘導、精神安定のための鎮静作用。
また、女性には、月経不順を正常化する作用。
2. タイム
タイムも古代から重用されてきています。
エッセンシャル・オイルとしては、先般ご報告したオレガノとほぼ同様か、更には部分的に強い作用を有しているようです。
即ち、
呼吸器系については、風邪の一般症状のほか気管支炎とか扁桃腺炎に有効とされ、
消化器系については、消化促進作用のほかに、その消毒性から胃腸炎とか肝臓障害にも好作用を及ぼす由です。
更に、泌尿器系については、尿道炎、膀胱炎、各種性病に有効とされています。
身体を温める作用があることから、筋肉痛やリウマチにも効用あり、また、皮膚のにきび、おでき等にも効くことはオレガノと同様のようです。
3. バジル
バジルは、エッセンシャル・オイルとしても種々注目される好作用があるようです。
一口にくくると、抗酸化作用、抗菌作用、抗神経痛作用、抗ウィルス作用、抗痙攣作用と言われています。
特に、血液の循環を良くして、消化を促進し、筋肉疲労を改善する一方、胃や腸の膨張感や胃の痙攣に効く由です。
また、女性に対しては、月経障害の改善、痛みの緩和に効果ありとされ、鎮痙作用が月経による痙攣にも効くとされています。
その他としては、虫除け効果があり、蜂刺されに対する応急措置として使われることもある由です。
4. サイプレス
サイプレスは、喘息の発作を抑える等呼吸器系に対する鎮静作用、肝臓等循環器系の強壮作用のほか、歯茎の出血を止めたり、痔の治療にも効果がある由です。
また、このエッセンシャル・オイルは女性の月経不順等の月経関連症状を正常化させる作用があることでも知られています。
更には、神経の緊張を緩和し、ストレスによる疲労を回復する作用もあるとされています。
5. ウィンターグリーン
ウィンターグリーンは、米国のアメリカン・インディアンの時代から、各種痛みの緩和や発熱等の風邪の症状に利用されてきた由です。
特に、その鎮痛作用と抗炎作用が、筋肉痛、頭痛、リウマチから骨の痛みまでのいろいろな痛みの緩和や関節炎等の炎症に有効とされています。
このオイルに対する需要が高まっていることから、最近では人工的なものも出回っている由ですので、品質の良いものを使うようにする必要があり、また、自然の成分も強い成分を含んでいることから希釈とかブレンドして使うことが勧められています。
6. マージョラム
マージョラムは、地中海を産地として、古代ローマ人、ギリシア人に重用されたそうです。
特に、その香りは、心の不安やストレスを癒す効用があり、また、エッセンシャル・オイルとしての鎮静作用が不眠症や高血圧に効果的と言われ、その鎮痛作用は、筋肉痛、頭痛、リウマチ等の痛みに良く効き、現代でも、筋肉痛と言うと、このオイルを使うという方が多いようです。
また、このオイルは、女性の月経前の緊張症とか月経痛にも良い由です。
7. ペパーミント
ペパーミントも古くからその効用が認められて来たエッセンシャル・オイルの一つです、
既に、古代ギリシアの哲学者アリストテレスが鎮静、鎮痛剤として愛用していた由です。
心理面で、神経の緊張をやわらげ、思考力を明晰に保つ作用が好まれていたのかも知れません。
身体への作用としては、その鎮静作用が、頭痛、偏頭痛の解消、神経痛、筋肉痛、更には、消化器系、胃と腸の次のような症状に有効とされて来ています。
乗り物酔い、吐き気、胃痛その他胃の不調、疝痛、鼓脹、下痢その他腹部の不調、食中毒等。
また、咳、特に痰が出る咳、鼻かぜの鎮静化にも効果がみられるとのことです。
英国では、ペパーミントは、エッセンシャル・オイルの中で、唯一の医薬品とされている由です。
ブレンド・オイル
ヤングヴアラー
レインドロップに用いられるエッセンシャル・オイル7種類(オレガノ、タイム、バジル、ウィンターグリーン、マージョラム、ペパーミント、サイプレス)のそれぞれの特性を見て来ました。
8種類目が、ヤングヴァラーですが、これは以下のオイルで構成されるブレンド・オイルです。
即ち、アーモンド油、スプルース、ローズウッド、ブルータンジー、フランキンセンスです。
このうち、アーモンド油は、濃度のあるエッセンシャル・オイルを肌につける前に希釈するための植物油で、一般的に、キャリア・オイルとかベース・オイルと言われています。
エッセンシャル・オイルは、いろいろな組み合わせがあり、一種のアートとも言われていますが、その際に何らかのキャリア・オイルが使われるのが通常です。
従って、ヤングヴァラーは、スプルース、ローズウッド、ブルータンジー、フランキンセンスという4種類のエッセンシャル・オイルを、アーモンド油というキャリアオイルを介して組み合わせたものと言えます。次回からは、スプルース、ローズウッド、ブルータンジーを順に取り上げていきます。
1. スプルース
スプルースは、カナダが主産地、クリスマスツリーにも使われるマツ科の木の針葉とか小枝から抽出され、もともと北米の原住民ラコタインディアンが儀式に使っていた聖油とされています。
森の香りを有するエッセンシャル・オイルで、心理面に対しては、その香りが緊張とか疲労をとき、身体に対しては、鎮静作用と鎮痛作用があり、主に呼吸器系、特に呼吸が苦しくなるような咳とか、痛む筋肉に有効と言われています。
また、ラベンダーとか、ローズマリー等の他のオイルとも良くブレンドされる由です。
2. ローズウッド
ローズウッドは、伝統的に高級家具に使われ、また、エッセンシャル・オイルは、その木材のチップから抽出されています。
オイルとしての用途は幅広いですが、特にストレスに起因する頭痛、肩こり等の緩和に有効とされています。
また、スキンケア用としても、肌の修復、しわ、しみ、むくみ等にも効果あり、さらに、その強壮作用が、不感症、冷感症に有効と言われます。
ローズウッドは、現在、ブラジル、マダガスカル等の生産地で、乱伐規制の対象とされ、供給が制限されつつある一方、需要の方は、世界的に増えています。
このため、最近では、オイルの化学合成品も出回っている由ですので、安全性を確認することが大事です。
3. ブルータンジー
ブルータンジーは、その名の通り、きれいな濃い青色のエッセンシャル・オイルで主産地はモロッコ、トルコということです。
主たる作用は、抗アレルギー作用と鎮通作用とされ、アレルギーによる肌の腫れものとかかゆみ、更には日焼け肌に効果があるほか、筋肉痛、肉離れ、筋違い、リウマチ、腰痛等の痛みの緩和にも有効
とされています。
また、ブルータンジーは、他のエッセンシャル・オイルとも良くブレンド出来る由です。
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なお、Mixi会員の方は、「愛の光Renewed」にて、その他のオイルの特性を解説していますのでお立ち寄りください。